銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUMにて個展を開催します。
初の立体作品と映像作品のほか、未発表の新作ペインティングなど多数公開致します。
今回の個展で披露する「MORYGON KEWPIE」は、VR(ヴァーチャル・リアリティ)黎明期に見られたコンピューターグラフィックス「ポリゴン」のイメージと、キューピー人形をかけ合わせた作品を、立体から版画、映像まで複数のメディアを介して展開します。
立体作品ではミラーボールのように磨きこまれた鏡面多角形の集合体でキューピー人形の姿を形づくりました。
名称は森の名前とポリゴン(Polygon)を掛け合わせ名付けました。
このほか、映像作品では 日本画とアニメ絵を組み合わせた「Japanesque」シリーズを映像化した作品を初公開します。
また、新たな試みとして「MORYGON KEWPIE」「Japanesque」で制作した2つの映像作品をNFTアートに展開します。
NFT作品はFRMのマーケットプレイス「XYZA」で販売を予定しています。
※「MORYGON KEWPIE」は、キューピー人形の版権を持つ株式会社オビツ製作所とのオフィシャルコラボレーションとして制作、商標および意匠について特許庁へ登録出願済みです。
■森洋史個展「MORYGON KEWPIE」詳細 会期:2021年11⽉27⽇(⼟)〜12⽉8⽇(⽔) ※終了⽇は変更になる場合があります。 時間:11:00〜20:00
会場:銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM
⼊場:無料 主催:銀座 蔦屋書店
協⼒:株式会社オビツ製作所、株式会社FRM、STUDIOアカランタン、dod株式会社 お問い合わせ:03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp
■作品販売詳細 場所:銀座蔦屋書店(東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6階) 時間: 11月27日(土)11:00〜 ※一部エディション作品(立体・版画)は、アートECサイト「OIL by 美術手帖」にて販売。 ※プレセールスで一部商品は完売している場合あり ※※引き渡し・配送時期は作品により異なる場合あり ※NFT作品は株式会社FRMのプラットフォームXYZAで販売予定。
詳細は、銀座 蔦屋書店特設サイトをご覧ください。
《 MORYGON KEWPIE 》映像作品のイメージ。
デジタルアートフレーム「Mono X7」にプリインストール、音声なし
Pre-installed on digital art frame "Mono X7", no audio.
《 MORYGON KEWPIE 》立体エディション作品
左からピンク、ゴールド、ブルー、シルバー、ブラック
ウレタン塗装、銀鏡塗装、UVシルクスクリーン印刷、レジン
3D sculpture edition work
from the left, pink, gold, blue, silver, black
urethane, silver mirror coating, UV silk screen printing on resin.
■アーティストステイトメント
国内で⼀年半ぶりの個展です。前回の個展はCOVID-19感染拡⼤によって会期が1週間で中⽌となってしまいました。仕⽅のないことですが、やはり多くの皆様に作品を⾒ていただきたかったので今回はそのリベンジマッチに当たると思っています。 この⼀年半のあいだに世の中の様⼦はかなり変わってしまい、例えば⽇常⽣活レベルで⾔えばリモートで何かをする時間がこれまでより圧倒的に増えました。そのようなネットとリアルが完全に混ざり合った⽣活の中で、状況を私なりにアートでシミュレートできないかというのが今回の新作を考えた発端です。とはいえ私の仕事は幼い頃に慣れ親しんだ数々のサブカルコンテンツやポップ・アートを引⽤し作品を作ることに変わりありません。個展タイトルにある「MORYGON」は、私の名前とポリゴン(Polygon)を掛け合わせたダジャレです。 「ポリゴン」とは90年代にゲームなどで⼀般的になった3Dモデリングのことで、物の形を直線的な多⾓形に置き換えて⽴体的に再現するコンピューターグラフィックスの⼿法ですが、当時のテレビゲームにはポリゴンの⾓ばったキャラクター達が溢れていて、今となっては技術的に稚拙だけれども、当時は⽴体的に表現された画⾯に驚かされました。 今回、誰もが知る可愛いキューピー⼈形を90年代のポリゴン⾵に仕上げましたが、当時のゲームのようにそれを画⾯の中だけにとどめておくのではなく、現実の素材感を感じられる⽴体物としても造形しました。それは結果的にはネットと現実が混ざり合う今⽇の状況とリンクしているような感覚を持っています。あるいはゲーム会社でデザイン原画のドット絵起こしをしていた⾃分としては、デジタルとアナログを⾏き来することに抵抗感がなく、むしろ⼼地よさすら感じています。 NFTアートなどはまだまだ⾏⽅が定まらないのは確かですが、それさえもシミュレーションの対象になり得るのではないかと考えています。過去のイメージを掘り起こし最新の⼯業テクノロジーを駆使しつつ、古今東⻄の⽂化をこき混ぜることによって出来上がるアート、私の軽薄さや節操の無さが織りなす異物感が熟成することで、オリジナリティとして確⽴出来ないか模索しています。
森洋史
「Japanesque」シリーズ映像作品のイメージ。
デジタルアートフレーム「Mono X7」にプリインストール、音声なし
Pre-installed on digital art frame "Mono X7", no audio.
from the left,《Favorite place - Reindeer》《Seasonal Revolutions - Harvest moon》
《 Sunflowey 》
アクリル絵具、ウレタン塗装、銀鏡塗装、UVシルクスクリーン印刷、木製パネル
acrylic, urethane, silver mirror coating, UV silk screen printing on wooden panel
145.5×112.0×3.0cm 2021 © HIROSHI MORI.
《 Pika!#3 》
アクリル絵具、ウレタン塗装、銀鏡塗装、UVシルクスクリーン印刷、木製パネル
acrylic, urethane, silver mirror coating, UV silk screen printing on wooden panel
72.7×72.7×3.0cm 2021 © HIROSHI MORI.
「MORYGON KEWPIE」 - Hiroshi Mori Solo Exhibition
I'm excited to announce my solo exhibition at GINZA TSUTAYA BOOKS, GINZA ATRIUM where I will be showcasing about my art works. I would be happy if you can come to my solo exhibit, I hope you can join us.
Date : 27 Nov. 2021 - 8 Dec. 2021
※There might be a change in schedule of the last day.
Opening Hour : 11:00 - 20:00
Location : GINZA TSUTAYA BOOKS, GINZA ATRIUM
Organizer : GINZA TSUTAYA BOOKS
Tel : 03-3575-7755
Contact : info.ginza@ccc.co.jp
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